ホコリ対策
日本手ぬぐいを顔に巻く
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よし!今日はジャイプールの観光をしよう。
まずは、ラージャスターン州観光開発公団RTDCを探す。
半日ツアーで110ルピーと安いし安心だ。
地図上で見ると歩いて行けそうだ。途中チャイを飲んだり、
集まって来た人達と話をしたりしながらゆっくり探す。 インドは砂埃がすごい。
まるで運動会の時の運動場のようだ。
足にも砂が入ってきて擦れて痛い。足の甲が腫れてきた。 |
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チャイ屋で出会った少年。一生懸命にリズミカルに靴を磨く。
「学校には行ってるの?」と聞くと、ちょっと寂しそうに「NO」と答えた。
行ってないんだ...学校...。
笑顔がとてもチャーミング!!頑張れよ!!
※後で調べたら14歳までは義務教育の様だ。
今日は土曜なので皆学校休みなんだよね。そして靴みがきしてるんだ!!
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インドでは、一人に話しかけると周りにいる人が
全員集まってくるから面白い。
かなり人なつこい人種だ。一人旅の私にとって心強いし、
第一寂しくない。
一人でチャイを飲んでいると集まってきた少年達。
写真を撮ってとポーズをとる。
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チャイ屋の看板 |
チャイ しっ死体? サドゥー(行者)
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RTDCでは安いツアー
に参加できる |
RTDC(ラジャスターン州観光開発公団)は
すごーく分かりにくい場所にあった。色んな人に
聞きながらやっと探し当てる。地図上ではすぐ分かるはずなのに...。
やっとの思いで半日ツアーをお願いす
ると、最低4人集まらないとツアーが組めないとの事。
本日はまだ私一人なので少しの間待ってみる。
待てど暮らせど誰も来ない。今日のツアーはどうも無理そうだ。
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GOVT OF INDIA
は観光案内専門だった
ボロすぎて偽物かと思った
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諦めて今度はGOVT OF INDIA TOURIST OFFICE
(インド政府観光局)の方へリクシャで行く。
これまた分かりにくい!しかもあまりのボロさにリクシャマンを疑ってしまった。
変なツーリストオフィスに連れて来られたかと思った!リクシャマンは
「 アイム ノット チーティングマン!」
と怒っていた。
たった10ルピー
でここまで来てくれた彼...」
「すまん、すまん!アイムソーリー!
私が悪うございました!!」
が、しかしこちらは案内専門らしく、ツアーはRTDCのみらしい...。そっかー...。
先に駅に行って明日のデリー行きの電車のチケットでも買っとくか。
外に出るとさっきのリクシャマンがまだ休んでいた。
まだ機嫌が悪そうだ。
「駅まで5ルピーで行って〜!」と
言うとしぶしぶ行ってくれた。儲からない客でごめんね!アーグラーでリクシャに
トータル2,750ルピーも払っちゃったもんだからお金ないんだよね。 |
ジャイプールの
チケット売り場 |
電車のチケットを購入するために、専用の紙に必要事項を記入して窓口へ行って並ぶ。
待っている間、
ボンベイから来たという
おばあさんがずーっと話しかけてくる。
英語のようだが 何を言ってるのか全く分からない ...
「△ト×◎ン5◆チ?ん▽カ!ン」
おばあちゃんの番になった。おばあちゃんは、バックの中の
小物袋から
大事そうにお金を取り出した。
そんなおばあちゃんの仕草をみると
死んだばあちゃんとダブって見える。
おばあちゃんと別れた後、死んだばあちゃんを思い出し、一人でこっそり泣いた ひととき涙したあと、
駅の出口で
別れたはずのおばあちゃんと再度遭遇する。
おばあちゃんは私の手を握ってなにやら挨拶して静かに去って行った。
あれは、本当は死んだばあちゃんだったんじゃないのか?
(それ、本当だったら怖いよ)
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ジャンタルマンタル天文台
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ツアーは駄目だったので、昨日の女の子がDVDを買いたいなら
ピンクシティの中のシティパレス
に行ったら買えるよと教えてくれたので、リクシャで行ってみる。 この3日間で既に3万円近く使っている。12日間で5万円 しか
持って来ていない私の懐はかなり厳しいものとなってきていた
カードも紛失した。あと残り8日間を残された約2万円のT.Cと
ドル少しと日本円1万6千円で過ごさねばならない。
観光地に行っても高い入場料を払えない。
特に観光地では、
インド人と外国人の入場料が10倍くらい違う。
外から眺めるだけで今回はよしとしよう。来年、来年。
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ハワーマハル(風の宮殿)
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DVDを探していたら、リクシャが話しかけてきた。
たった10ルピーで観光に連れて行ってくれるとのこと。
地球の歩き方には”あまり安いリクシャに乗ると店に連れていかれる”
と書いている。店からのマージンを貰うためだ。しかし私もお金がない。
ここは乗ってしまおう!!
おじさんはハワーマハル・レイクパレス・アンベール城の登り口
(象のタクシー乗り場)まで連れて行ってくれた。
象のタクシーは500ルピーもする。象のタクシー屋が10人くらい
周りに集まってきて交渉が始まる。
象タク:「ハーイマダム。いくらなら乗るんだい?」
私:「50ルピー!」
象タク:「冗談じゃねーよ。マダム!じゃあ400だ!」
お金もないし、その話
長くなりそうなので、本日はやめときます。さようなら!
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アンベール城に登る
タクシー乗り場 |
案の定、工芸店と宝石店に連れて行かれた。
工芸店では値切って、かわいいクッションカバーを買った。
私が買い物をしている間おじさんは、別の部屋でテレビを見てくつろいでいた。
宝石屋に行く時に、
私が何も買わなくてもおじさんはマージンを貰えるか
聞いてみた。
買わなくても10ルピー貰えるらしい!
一応買うふりをして、店員が10ルピーポケットから出したのを
確認してから店を出る。
おじさんに、あと20ルピー追加して映画館がある所まで
行ってもらうことにした。
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映画館の隣のビル
にあったレストラン
Tomatoes |
夜は映画館の近くのレストランで(真夏だけど)
スプリングドーサというものを食べてみる。
ドーサは
クレープのようなものでさくさくしている。
ココナッツ風味だ。野菜が中に入っている。
それをカレーに付けて食べる。
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レストランの人達はとてもフレンドリーでおしゃべり好き。
英語がとても上手だ。
日本人が一人でこんなところに普通は来ないだろう。
私がAGRAでボラれたと言うと、たとえインド人でもボラれる時があるらしい(笑)
客引きを断る時に一番効くのは”ダンニャワード!”
この一言でOKと教えてくれた。 |