朝5時 ジャイプール駅 |
昨日予約した電車に乗るために朝5時前にホテルを出る。
列車は早朝5:30発 の予定だ。
駅で自分の乗る列車ラージダニExpを探してみるが見つからない。
駅員さんに尋ねるとなーんと!私の列車は2:30分に既に出発していた。
ガーン!! 切符を見間違った...。530の数字は値段だった。 どこまで
バカなん
今度こそ
死んでやる〜っ!最悪やー! グサッツ!
(※ナイフで刺す音)
途方にくれた私にまたもやインド人男性の救いの手が差し伸べられた。
若い二人が、「さっき
あなたのような外人を見かけたからその
人に聞いてみれば」と案内してもらった先には確かに日本人青年が!!
久しぶりの日本人じゃ!
早速彼に相談してみると、地球の歩き方を出して
「確か切符の払い戻しが出来るはずですよ」と調べてくれた。
5時間以内なら半額返金して貰えるようだ。
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親切に私を違う寝台車に
乗せてくれた二人
背景は寝台で眠る男性
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するとさっきの若者が僕たちが列車を探してあげる!カモン!と走り出した。
ひとりの青年は、ホームから線路に飛び降りて隣のホームの車両を見に行った。
危ない!危ない!
私の心の中では「太陽にほえろ」のテーマ曲が流れ始めた
「太陽にほえろ」を歌いながら、何か分からんけど付いていく私!
彼らは色んな人に尋ねながら、
なんと!列車を探し当てた
(あのー私の列車はすでに
出発してしまってるんですけどお...)
それでも私を席まで案内してくれて、 「あなたの席はココです...。」
(多分、いや絶対違う...。)
でも、ここはインド 。
もしかしたらこのままデリーまで乗せてくれるかも...と甘い考えがよぎる。
隣の席のおじさんが親切に「そこのベッドで寝なさい」と教えてくれる。
その
ベッドは毛布が散らかっていて、さっきまで誰かが寝ていた様子。
お言葉に甘えて寝させて頂きま〜す!
荷物を枕にして毛布をかぶり目をとじる。結構いい感じ
しばらくすると、乗車チケットを確認しに車掌さんがきた。私のチケットを見て
「この電車は違います。」... (知ってますけど...)
「ここで降りて下さい」
まじでぇ〜?
ガッビーン! !! 古いセリフ...
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Dausa駅で取り囲まれた図 |
「追加料金払いますから乗せて下さい」と頼んだが無念にも断られ、
わけの分からない駅で降ろされた。
(...
ここはどこですか???誰か教えて下さい)
Where am I ...??? please tell me the way
なんだかすごく楽しくなってきたぞ、ワクワク
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列車の中でもかなりの
視線を浴びる。
色々と質問攻めに遭う。
日本語でボク
の名前を書いてと言われ
適当に当て
字を書いてあげたら喜んでいた |
ちょっと駅の外に出てみよう...ウふふ(ちょっと頭がいかれてきた)
駅を出ると ブタがブーブー普通に道路で餌を食べている。 ドォーサと言う駅らしい。とりあえずジャイプールに戻ろう。またもや若い
男性が切符を買うのを手伝ってくれた。ジャイプールまでの切符は11ルピー。
電車が来るまで駅で座っていると、
皆の視線がつき刺さる。
隣でジーッと私を見つめていた女性がヒンディーで話しかけてきたので
マネをすると私の発音を聞いて笑いだした。
多分
女性:「どこから来たの?」
ワタシ:「ジョコカラ キータ?」 みたいな感じか?
あっという間に20人くらいの老若男女に取り囲まれ質問攻めに合う。
英語の出来る若者が通訳してくれて、女性が私と一緒に
日本へ行きたいと言っていると
教えてくれた。
「もちろんオッケー!大きなバックを持ってるからそれに入っていいですよ」と言った。
話が通じて、皆で大爆笑する!!私の列車が来ると、
みんなで私の車両を探してくれて、お見送りしてくれた。
ありがとー!!(涙)
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ジャイプール駅では、さっき列車で一緒だった男性が、
私のチケットのキャンセルの交渉をしてくれた。既に5時間オーバーしていたの
でキャンセルは出来なかったが、
「彼女は日本から来てるんだよ!」みたいな事を
言ってるのが聞こえる。本当に親切な人だ。 |
両替に時間がかかりそう
だったので
お腹すいたと言ったら
一緒に朝食を食べてくれた
サージ君 |
ジャイプール駅に戻って、「10ルピーで両替屋に連れて行ってくれる人!」
と言う私の問いかけに名乗り出てくれたサージ君と一緒に道路添いにある
汚いチャイ屋で朝食。ミートパイのようなサクサクしたものを食べた。
結構おいしかった。サージ君は、今度ジャイプールに来たら電話してと手帳に
電話番号を書いてくれたが、
ププッ(笑) 字がきたねー!!へたくそ
しかもオートを運転しながらラジャスターンソングを歌う。
そして歌いながら私の方を何回も何回も振り返ってチラチラ見る。
下をクリックするとサージ君の動画が見れるよ!
http://jp.youtube.com/watch?v=h_4LaBamPCg
だから、
運転しながらよそ見すんなっつーの!!
インドはただでさえぶつかりそうなんやけん! でも、なんか憎めんやっちゃ!
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サージ君のオートに集まってきた |
ジャイプール行きのバスを待つ間も、バスチケット売りのカウンターに座らせられて、
ずっとおしゃべりする。あんた達ちゃんと仕事しなさい !暇人が多い国だ!
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パソコンは約5万円
レヌーは新婚さん❤
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バスの中で知り合ったレヌーちゃん。月収約10万円。英語も達者だ。
パソコンで家族の写真や映画を見せてくれた。おととい見た映画のストーリーも説明してくれた。
このバスはニューデリー駅には行かないとも教えてくた...。
え?じゃあどこに着くの?レヌーもジャイプールからデリーに出てきたばかりで
ニューデリーのことはあまり詳しくないようで、バスの運転手に聞いてくれた。「最終のバス停から、
ニューデリー駅まで18kmあると言っているけどあなたどうするの?」...
「まじで18kmぉ?」 すぐにロニさんに電話して助けを求める。ロニさんは「そこから
18キロもないよ。オートで100ルピーくらいで帰ってこれるよ」と教えてくれた。
レヌーにそれを伝えると、オートに100ルピーで交渉してくれたが、200ルピーじゃないと行か
ないと言われたらしく、100ルピーずつ出して、ニューデリー駅までオートをシェアして
送ってくれた
。
お別れの時に自分が持っていたキーホルダーを私に
プレゼント してくれた!!
なんて親切なんだー!!なんだか話が違うぞー!!
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